ポルトガル語教材を制作した理由 | autentico

2020/11/09 23:37


皆さんは日本語以外の言語を検定試験対策以外で勉強したことがありますか?つまり、単純に話せるようになりたい、会話を楽しめるようになりたい、その国の情報を現地の言葉で知りたいなど、心から湧きあがる気持ちに任せて勉強したことがありますか?

僕は日本の大学でポルトガル語学科専攻して日本人と同じようにポルトガル語を勉強した経験があります。その時には僕はもうポルトル語をある程度話せるようになっていました。その時に出会ったポルトガル語の教材は、はっきり言って、学習者がポルトガル語を話せるようになることを考えられたものではありませんでした。

いわゆる文法書や、ポルトガル語の会話をテキスト化したもの、単語を覚えさせるようなものなど、どれ一つとっても、”教材”と呼べるものではないと感じました。

僕は外国語大学に通っていましたが、多くの外国語大学で学ぶ人は、その国の文法を知りたいと言うより、話せるようになりたいという気持ちで受験して入学しているはずです。

勿論大学は教育機関ではありません。研究機関であるために、本質を言ってしまえばその言語を習得するかどうかは自己責任です。しかし、ほとんどの学生が4年かけて習得する言語は「話せる」というレベルではなく、かろうじて「理解できる」に留まります。

大学の学費は安くはありません。4年分の学費を払って得られる知識は相当に少なく、一緒に通っていた僕は、「果たしてこれで良いものか」と、いつも思っていました。

僕はそもそも大学でポルトガル語を教えたいという夢があったので、更にその現状を見て強く思ったのを覚えています。

大学院修士課程を修了し、博士課程に進学し、”教授法”という、外国語をどのように教えるかという研究をする予定でしたが、様々な理由により断念せざるを得ませんでした。

しかしその後もブラジルやポルトガル語と関係する活動や仕事を選択し続けました。その間にもポルトガル語のプライベートレッスンをしたりする中で、自分なりのメソッドを獲得していきました。

「落ちこぼれの僕でもポルトガル語を習得できた。僕のように学べば必ず誰でもポルトガル語を話せるようになる。」という確信がありました。

そして、最初は動画を撮りためてこぢんまり販売する予定でした。しかし、ブラジル関係の仲間たちに話をしたら「日本一のポルトガル語教材を作ろう」という話になり、本格的に制作をすることになりました。ネイティブにはモデルのルアンナがサポートとして手伝ってくれることになりました。

そして、テキストの作成にはネイティブの女子と上智大学のブラジル人の先生が監修してくれることになりました。

56チャプター分のセリフ全ての台本を作り、撮影をしたら、当初DVD3枚組で考えていたのが、DVD5枚8時間分のコンテンツになってしまいました。撮影時間は約50時間。ほんとに皆様に支えられて作り上げることができました。

こだわったのは短い例文を正しい発音でどんどん頭に入れていくというスタイルです。色んなタイプの例文が頭に入っていると、単語を置き換えるだけで様々な文章を作り出すことができます。そのメソッドがたっぷり詰まった納得のいく内容になりました。

大学の先生にはなれなかったけど、この教材で一人でも多くの人がブラジルのポルトガル語を話せるようになってほしいと心から願っています。

一度発売したのですが、諸事情により休止し現在新たに新価格にて販売しています。

お近くにポルトガル語を学びたい方がいらっしゃいましたら、お手頃な値段で販売しておりますので、ご紹介いただけたらと思います。